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【自閉症育児】メンタルクリニックについて

2024年7月20日

【私のカッテな主張】メンタルクリニックについて

メンタルクリニックについて

私がメンタルクリニックへ行くことを決断したのは、一年ちょっと前のことだ。 


保健士に「保育所、またはお手伝いさんを紹介して欲しい」と相談に行ったところ、そんなことより、私の目がうつろだと指摘され、少し薬を飲んで楽になったらとアドバイスされた。


その頃はまだ夜泣きがあって心身共にまいっていたし、『夕方恐怖症』だった。


『夕方恐怖症』とは自分で名付けた症状で、毎日夕方になるとぐずりまくる息子にパニックを起こし、家にいると気が狂いそうになるので、玄関の外でひたすら抱っこして、自分と息子を落ち着かせようとしていた。


保健士にメンタルクリニックを勧められたその日のうちに、実家に避難した。 
なぜなら、その日の夕方さえ迎えることにおびえていたから。 


その頃、仕事の忙しい夫に頼ることはできなかった。

それに、今ほど子煩悩ではなかったし、私を理解してくれていなかった。 
実家近くで女医さんのメンタルクリニックを見つけ、予約をした。 


予約が一杯で、予約日は1ヵ月以上も先だった。良くなるまでは実家で療養することにした。

実家にいて安心感はあったが、息子を抱きながら横断歩道を渡る時


「このまま車にひかれて死んだら楽になれるかな」


そんなことが頭をよぎった覚えがある。


初めてメンタルクリニックに行ってから約1年が経った。 
その間に飲んだ薬は、毎日飲む漢方薬と、どうしてもつらい時に飲む安定剤。 


薬が効いたのか、実家にいたのがよかったのか、自宅と実家を行き来しつつ、山あり谷あり波ありを乗り越え、いつのまにか薬を飲むのを忘れていた。


再びメンタルクリニックへ通い始めるきっかけになったのは、トラウマに襲われたことだった。 
疲労とストレスをためこみ、精神的に余裕が全くなくなった時、あることがきっかけでパニックを起こしてしまった。   



乗り越えていたつもりのショックなできごとが頭で蘇り、体が硬直した。


夫は私自身のことも、息子の育てにくさも理解するようになり、休日にはとても協力的だった。 


が、平日は深夜帰りだったため、私が良くなる環境を作るのは難しかった。 


そして、再び実家にて療養と通院生活を始めることになり、今に至る。

日々の軽いうつ症状と、あるきっかけで起こるトラウマによるパニック症状のため、以前と同じ女医さんのメンタルクリニックへ通い始めた。
薬は以前と変わり、抗うつ剤と安定剤を1日1回飲んでいる。



気休め程度の効き目には変わりないが、薬のレベルがワンランクアップした。 
残念ながら、薬の力を借りない生活から少し遠ざかってしまった。

育児して歪んだ性格

私が育児をしていて一番言われて嬉しい言葉は


「大変だけどよく頑張ってるね」

である。 


簡単そうな言葉だけど、ほとんど言われることがない。
たったそれだけの言葉をもらえていたら、少しは救われたのに。


私の訴えを聞き、

「もっと大変な人がいるよ」
「母子家庭の人もいるんだから」
「子供が健康なだけでもいいじゃない」


…それって励ましなんだろうけど、あなただけポジティブシンキングになってもねぇ…。 
人に理解されないつらさを知っているからこそ、人に優しくなりたかった。


が、ふと気づいたら性格がすごくひねくれていた。

最近は人をひがまなくなったとか言ってたくせに、他の子の順調な発達や楽しそうな話を聞くとやっぱりおもしろくない。

逆に、知人の子が健康に生まれなかった話を聞き、優しい言葉を搾り出している私の心の底は、常に苦しみ仲間を求め、人の幸せを望んでいない。



そこのパパは毎日残業だから、昼休みに里帰り中の母子を訪ねていると聞いても


「毎日会えるだけいいじゃない」


と口から意地悪な言葉が飛び出した。  


直後自分の発言に呆れた。 
性格がひねくれるほどつらかったのね、と同情してくれる? 
それとも最低と思う?  

将来私は嫌な姑になりそうだ。

育てにくい子の親にはいい話

優しくて腕が良く、評判のいい医者の昔の噂を聞いたが、行動が普通の子と違ったそうだ。   

それと、先輩ママさんによると、育てにくかった子はお勉強ができ、進路を決める時も意思がはっきりしているから困らないそうだ。 
育てにくさにもいろいろあるとは思うが、私はそれらのことを励みにしている。


ぶっちゃけ、タロウの育てにくさは将来プラスになる要素がたっぷりだ。 
私が幼い頃タロウとは正反対のタイプで、思春期から今まで苦労しているからよくわかる。   


タロウと共に自分を育て直し、育てやすかった子が苦労する頃、私はのんびりと趣味や習い事でも楽しみたいな。

失って気づく前に、今を感謝しよう

タロウが育てにくいということは、誰が何と言おうと考えを変えられない。 


でも、タロウが健康なことだけでも、もっと感謝すべきだと思った。 
感謝すべきことはまだある。よくしゃべり、よく笑い、好奇心旺盛で、元気一杯だ。


タロウの頑固で嫌なものは死んでも嫌という性格上、トイレトレ-ニングは全くしてないし、いい意味で諦めてる。 
同じ理由でタロウと外出ができないし、ママ友達もあまりいない。


だけど、タロウは本屋とおもちゃ屋なら大好きだし、私には頼れる実家がある。 
それだけでいいじゃないか、と思えるようになれたらいいのになぁ。

とにかく感謝の心は忘れずに。

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