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【自閉症育児】頼りになる息子

2024年7月27日

頼りになる息子

頼りになる息子

鬱か、薬の副作用か、無気力な私は、しっかり者?のタロウに頼らないと生きていけない。
午前はタロウがおとなしいのをいいことにノロノロしてたら、


「お外行く」


サイクリングがてら用事をこなしていると、


「こっち行く」

河原の広場で元気に無邪気に遊ぶ危険なタロウを追い掛け回した
家ではトイレ自主トレしようとしてるので見守っていると、

「ゴシゴシする」

トイレ掃除を始めた💧

便座を拭き、便器を磨いた
トイレのマットとタロウの服が犠牲になったけど😣


流し台で妨害されつつ、夕飯を作り終えると、

「お風呂入る」

お湯ためながらお風呂に入った。

新たな心構えで

今日はまったりと、マイペース、タロウペースで過ごした。
昨夜はタロウのことでダンナと喧嘩した後、コラムを書き上げるのに深夜1時までかかった><


タロウが午前5時に夕飯?(朝食?)を食べたいと私を起こし、食べさせてからダンナのお弁当を作り、ダンナの見送りまでの時間は横になった。

ダンナとは仲直りだ♥

気分は普通だが、気力も体力もないので、ゆっくりとタロウの相手をしながら家事をこなした。 
今まで、タロウを『聞く耳を持たない子』と思っていたが『聞くことができない子』と思うと、ストレスが溜まらない。

タロウには、ゆっくりはっきり話すように心掛けてみた。  
午後、買い物に行く途中、タロウの好きな河原へ寄ってみた


タロウは普通の2才児では考えられないことをする。

川沿いの危険な所を何往復もした😣

私は何度も怒鳴る羽目になった💧

以前、自閉症の子を特集した番組で、数時間危険な所を歩く子っていたなぁ💧


タロウも同じなのかな… 思いきり遊ばせたら、意外とすんなり自転車に乗ってくれたので、スーパーに向かった
スーパーの中では、次にカゴに入れる物、買う物についての説明を丁寧にした。

タロウは私の横にちゃんとくっついて歩いた

私なりの試行錯誤の育て方で、成長と成果が見えている。
今までのような小事件が少なくなってきたのか、私のワンオペでも何とかなってきている😅

《特別編》自閉症の傾向あり

今日は保健センターにて、個別相談の予約日だった。 
結果、タロウは


『自閉症の傾向がある』
『発達の未熟なところがある』

とのことだった。   


実家から助っ人に来た母と一緒に、タロウを散歩として連れ出した。 
バギーに乗ったタロウは区役所の敷地に普通に入れた(前回は泣いた)。


入口でぐずり始めた(前回は体を硬くして拒否)。

中に入ると「お家帰る」とぐずった(前回は号泣)。  
相談室に入る時は、やはり暴れて号泣した。


だけど、相談員はプロだから動じないし、私も泣き止むと予測できていたから動じなかった。
ただ、吐かれそうになってちょっと焦った。


まずは相談員と私が話した。母に抱かれたタロウは、おもちゃを目の前に置かれ、とりあえずそっとしておいた。
相談員のアドバイスの通りにしたのだ。


すると、いつの間にか泣き止み、だんだんテンションが上がってきた。

ここで相談員のレベルが高いことがわかった。
落ち着いたタロウは、カードや積木を使って遊び感覚で検査をされた。


「タロウなら楽勝だろう」


と思えるような質問に答えなかったり、不正解だったりした。
相談員はタロウのことを事細かくメモしていた。


心の中でつい応援してしまう私と母だった。


「いつもならわかるんですけどねぇ」


検査が終わると、我慢できずに言い訳してしまう私。


相談員は違う目線でタロウを見て発見した、
発達の低い部分の話をしてくれた。


タロウは『聞く力と理解する力が低い』そうだ。


が、興味のある物事に関しては、ちゃんと聞いて理解している。
つまり、興味以外の物事は耳を素通りしてしまう。

例えば、傘、服、靴などの絵を見て、「さすものは?着るものは?履くものは?」と聞かれても答えられなかった。


日常のことには興味がなく、あまり覚えていないのだ。
相談員の質問にも興味がないと、耳を素通りしてしまう。


「これが育てにくい原因では?」


と指摘された。
私は長くて強過ぎる反抗期とか、タロウ特有の性質とか、勝手に決めつけていた。


確かに、反抗期であまのじゃくになってる部分もあるが指摘通りだ。
タロウに自閉症の傾向はあるとのことで、今後のことを提案された。

①急ぐのを希望なら、療育センターと直接やりとりをする。 
②ゆっくりを希望なら、今回のような相談を重ね、療育センターとの間に入ってもらいながら、様子を見て進めていく。

家族で話し合って決めることが宿題となった。   
次回の相談日を決め、すっかり打ち解けたタロウは


「ありがと、バイバイ」

と手を振った。


ちなみに、相談員の肩書は『臨床発達心理士』とのことだ。 
今までタロウが言うことを聞かなかったのは、『興味以外のことを聞けない』からであり、タロウに悪意はなかったんだ。


私の今までの苦労は、私のせいでもタロウのせいでもなく、誰も悪くないんだ!

そう、誰も悪くないの!!


爽快感と強気が混ざった複雑な気分だ。


『ここからが自閉症』


というはっきりとしたボーダーラインはないらしい。  
タロウは境目辺りに居ると確信してるから、私は楽天的になれるのだろうか。


毎日が闘っているようないないような日々だ。

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