頼りになる息子
鬱か、薬の副作用か、無気力な私は、しっかり者?のタロウに頼らないと生きていけない。
午前はタロウがおとなしいのをいいことにノロノロしてたら、
「お外行く」
サイクリングがてら用事をこなしていると、
「こっち行く」
河原の広場で元気に無邪気に遊ぶ危険なタロウを追い掛け回した
家ではトイレ自主トレしようとしてるので見守っていると、
「ゴシゴシする」
トイレ掃除を始めた💧
便座を拭き、便器を磨いた
トイレのマットとタロウの服が犠牲になったけど😣
流し台で妨害されつつ、夕飯を作り終えると、
「お風呂入る」
お湯ためながらお風呂に入った。
新たな心構えで
今日はまったりと、マイペース、タロウペースで過ごした。
昨夜はタロウのことでダンナと喧嘩した後、コラムを書き上げるのに深夜1時までかかった><
タロウが午前5時に夕飯?(朝食?)を食べたいと私を起こし、食べさせてからダンナのお弁当を作り、ダンナの見送りまでの時間は横になった。
ダンナとは仲直りだ♥
気分は普通だが、気力も体力もないので、ゆっくりとタロウの相手をしながら家事をこなした。
今まで、タロウを『聞く耳を持たない子』と思っていたが『聞くことができない子』と思うと、ストレスが溜まらない。
タロウには、ゆっくりはっきり話すように心掛けてみた。
午後、買い物に行く途中、タロウの好きな河原へ寄ってみた
タロウは普通の2才児では考えられないことをする。
川沿いの危険な所を何往復もした😣
私は何度も怒鳴る羽目になった💧
以前、自閉症の子を特集した番組で、数時間危険な所を歩く子っていたなぁ💧
タロウも同じなのかな… 思いきり遊ばせたら、意外とすんなり自転車に乗ってくれたので、スーパーに向かった
スーパーの中では、次にカゴに入れる物、買う物についての説明を丁寧にした。
タロウは私の横にちゃんとくっついて歩いた
私なりの試行錯誤の育て方で、成長と成果が見えている。
今までのような小事件が少なくなってきたのか、私のワンオペでも何とかなってきている😅
《特別編》自閉症の傾向あり
今日は保健センターにて、個別相談の予約日だった。
結果、タロウは
『自閉症の傾向がある』
『発達の未熟なところがある』
とのことだった。
実家から助っ人に来た母と一緒に、タロウを散歩として連れ出した。
バギーに乗ったタロウは区役所の敷地に普通に入れた(前回は泣いた)。
入口でぐずり始めた(前回は体を硬くして拒否)。
中に入ると「お家帰る」とぐずった(前回は号泣)。
相談室に入る時は、やはり暴れて号泣した。
だけど、相談員はプロだから動じないし、私も泣き止むと予測できていたから動じなかった。
ただ、吐かれそうになってちょっと焦った。
まずは相談員と私が話した。母に抱かれたタロウは、おもちゃを目の前に置かれ、とりあえずそっとしておいた。
相談員のアドバイスの通りにしたのだ。
すると、いつの間にか泣き止み、だんだんテンションが上がってきた。
ここで相談員のレベルが高いことがわかった。
落ち着いたタロウは、カードや積木を使って遊び感覚で検査をされた。
「タロウなら楽勝だろう」
と思えるような質問に答えなかったり、不正解だったりした。
相談員はタロウのことを事細かくメモしていた。
心の中でつい応援してしまう私と母だった。
「いつもならわかるんですけどねぇ」
検査が終わると、我慢できずに言い訳してしまう私。
相談員は違う目線でタロウを見て発見した、
発達の低い部分の話をしてくれた。
タロウは『聞く力と理解する力が低い』そうだ。
が、興味のある物事に関しては、ちゃんと聞いて理解している。
つまり、興味以外の物事は耳を素通りしてしまう。
例えば、傘、服、靴などの絵を見て、「さすものは?着るものは?履くものは?」と聞かれても答えられなかった。
日常のことには興味がなく、あまり覚えていないのだ。
相談員の質問にも興味がないと、耳を素通りしてしまう。
「これが育てにくい原因では?」
と指摘された。
私は長くて強過ぎる反抗期とか、タロウ特有の性質とか、勝手に決めつけていた。
確かに、反抗期であまのじゃくになってる部分もあるが指摘通りだ。
タロウに自閉症の傾向はあるとのことで、今後のことを提案された。
①急ぐのを希望なら、療育センターと直接やりとりをする。
②ゆっくりを希望なら、今回のような相談を重ね、療育センターとの間に入ってもらいながら、様子を見て進めていく。
家族で話し合って決めることが宿題となった。
次回の相談日を決め、すっかり打ち解けたタロウは
「ありがと、バイバイ」
と手を振った。
ちなみに、相談員の肩書は『臨床発達心理士』とのことだ。
今までタロウが言うことを聞かなかったのは、『興味以外のことを聞けない』からであり、タロウに悪意はなかったんだ。
私の今までの苦労は、私のせいでもタロウのせいでもなく、誰も悪くないんだ!
そう、誰も悪くないの!!
爽快感と強気が混ざった複雑な気分だ。
『ここからが自閉症』
というはっきりとしたボーダーラインはないらしい。
タロウは境目辺りに居ると確信してるから、私は楽天的になれるのだろうか。
毎日が闘っているようないないような日々だ。